サワラの漢字は魚偏に春で「鰆」と書くが、これは春に産卵のために沿岸へ寄るため人目に付きやすく、「春を告げる魚」という意味である。
産卵期は春から初夏で、何回かに分けて産卵を行う。仔魚は当初から鋭い歯をもち、自分と同じくらいの大きさの他魚を貪欲に捕食する。生後1年で46cmほどに成長し、以後は2歳68cm、3歳78cm、4歳84cmほどとなる。成長は温暖な時期に顕著で、冬は成長しない。寿命はオス6年、メス8年ほどである。成長するに従ってサゴシ(サゴチとも・40-50cm)、ナギ(50-60cm)、サワラ(60cm以上)と呼び名が変わる出世魚でもある。他の地方名にはサーラ(各地)、ヤナギ(若魚 : 近畿・四国)などがある。なお、石川県の方言では「サワラ」はカジキを指す。 サワラの身の見た目はさほど赤くなく白身魚として取り扱われることも多いですが、成分から見ると赤身魚です。日本では一般的に焼き魚西京味噌を使った「西京焼き」、唐揚げなどで食べられる。身がやわらかく崩れやすいので煮物には向かない。岡山県周辺では鮮度のいいものを刺身で食べる、北陸を中心に昆布締めにして食べる。香川県などではサワラn卵巣を使ってカラスミを作る。 中国では、、「鮁魚bayu」、藍点馬鮫(landian majiao)などといい、蒸し魚、煮魚などにするほか、大連市などでは餃子の具にもする。 さわらにはビタミンB12、ビタミンD、ナイアシン、たんぱく質、ビタミンB6、ビタミンB2等が多く含まれます。
良質のタンパク源になりビタミンB2やナイアシンを豊富に含んでいて、冬から春にかけてのさわらにはIPAやDHAをたっぷり含んでいます。 ナトリウムの排泄を促進して血圧を下げる作用で、血圧を正常に保つカリウムも豊富に含まれて筋肉や心臓の機能を促進する効果があります。またビタミンB2の粘膜を保護する働きで口内炎などの予防にも効果的です。
効果・効用 動脈硬化の予防、高血圧の予防、心臓病の予防、精神安定、美肌効果、口角炎、口内炎の予防
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [次ページ] [次10] [最終]